26832_00

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第1回】

2016年11月14日

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。覚えておくと購入から日常ケア、収納・保管まで悩む心配はありません。第1回は、自分でできるデイリーケア【前編】です。

古タオルなどでは時計は拭かない

タオルやフキンは水気を良く吸い取って便利な一方、パイル地など繊維がリューズやボタン類に引っかかりやすい、という欠点もあります。

もし引っかかったまま無理に力を加えると、部品の曲がりや歪みなどを招くこともあるので、ケアには専用クロスを必ず使いましょう。

代表的な時計ケア用クロスとしては、「セーム革」や「マイクロファイバークロス」などがあり、どちらも価格は1000円前後と手軽。汚れたら中性洗剤などで洗って、何度でも使用できる頑丈さも魅力です。何よりケースやガラス、ブレスなどケア全般に安心して使用できるので、ぜひ購入しておきましょう。

26832_01

SSブレスは丸ごと超音波洗浄しない

汚れたブレスレットを丸洗いするのに便利な超音波洗浄器。ブレスを取りはずして「そのまま丸洗い」という方も多いかもしれませんが、ココで要注意!

ブレスをケースに留めているバネ棒と呼ばれる部品はその構造上、頭の部分から水気が浸入しやすく、一度水気が入ってしまうとなかなか排出しにくくなります。なので、バネ棒をつけて丸洗いしたまますぐ戻してしまうと、内部からサビが発生する危険が……。

①バネ棒はブレスからはずし、②クロスや綿棒などで丁寧に汚れを除去、③ブレスが完全に乾いてからバネ棒も取り付ける。この流れが正しいケアです。

皮脂汚れが激しい場合はベンジンを浸した容器の中に入れ、綿棒で優しくケア

皮脂汚れが激しい場合はベンジンを浸した容器の中に入れ、綿棒で優しくケア

細かい汚れには爪楊枝と綿棒が活躍

ラグとケースの隙間など、クロスが届きにくい箇所のケアには、実は綿棒が役立ちます。市販の綿棒よりさらに使い勝手が良い、「工業用綿棒」があると、なおオススメです。これは一般の綿棒より先端が毛羽立ちしにくく、適度な硬さがあって作業も快適(毛羽立つと繊維クズが内部に挟まる恐れもある)。特に先端が細く加工された「コーンシェイプ型」なら、細部のケアもラクに行なえるのでぜひお試しを。

爪楊枝は便利だけどイマイチ使いづらい……という際には、先端をカッターで加工するのがオススメ。先端をより鋭利にしたり、逆に平らにしたりと、使うシーンに合わせて加工すれば使いやすさも格段にアップするでしょう。

26832_03

第2回は、時計のデイリーケア後編です。

取材・撮影協力/共栄産業

【URL】
共栄産業 http://www.kyoeico.com/

26832_00

Related Article

26832_00

Maintenance

2016年11月14日

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第2回】

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。 […]

ph118-2

Maintenance

2016年12月27日

メンテナンスを怠るとOH料金は倍以上に!? 今日から始める腕時計セルフケア術

大切だとわかっていてもついついサボりがちになってしまうのがセルフメンテナンス。しかし、デイリーケアを怠ることは故障やトラ […]

26832_00

Maintenance

2016年11月18日

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第6回】

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。 […]

26832_00

Maintenance

2016年11月16日

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第4回】

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。 […]

26832_00

Maintenance

2016年11月15日

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第3回】

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。 […]

26832_00

Maintenance

2016年11月17日

知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第5回】

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。 […]