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知っていそうで意外に知らない腕時計の手入れとマナー【第2回】

2016年11月14日

腕時計の購入から活用法、手入れ、保管まで、中〜上級者だけが知っている裏技テクやノウハウを6回に分けてご紹介していきます。覚えておくと購入から日常ケア、収納・保管まで悩む心配はありません。第2回は、自分でできるデイリーケア【後編】です。

革ベルトは水拭き・水洗いしない

革製品というのは内部が緻密な繊維質で構成されているもの。水気が入ると毛細管現象でより奥深くへと浸透してしまう性質があるので、ケアシーンで水気は禁物と心得ておきましょう。

ケアの基本は、乾いた柔らかいクロスを上からそっと押し当て、拭くのではなく、汚れや水気をクロスにそっと吸い取らせること。

臭いの発生を抑えたいなら、週1回程度、消臭&除菌効果のある革ベルト専用スプレー(価格は1500円前後)を肌に当たる面に吹きかけておくと効果的です。

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ネジ込み式リューズの黒ズミ汚れは放置しない

リューズのネジ山部分というのは、砂塵や皮脂など意外に汚れが溜まるもの。ココに汚れが堆積していると、リューズをピッタリとネジ込むことができず、結果として防水性が劣化してしまいます。内部に湿気や水気が侵入する危険があるので普段からよく観察。汚れていたら、ブラシや爪楊枝でケアを実施しましょう。

ネジ山の汚れが黒ずんで見えるようならサビの可能性も。ケアしても落ちないようなら、腐食やサビの危険が高いです。そんなときは無理に落とそうとせず、速やかにプロへ修復依頼を。

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シルバー製のケースやブレスの手入れには消しゴムが有効

手入れを怠って放置したシルバー製のケースやブレスレットは、時間が経つと特有の黒ズミ汚れが浮いてしまいます。プロは、専用の薬品やクロス類でケアを行ないますが、一般ユーザーでも市販の「プラスチック製消しゴム」で手入れができます。

単にクロスで磨いただけでは落ちないこの「黒ズミ汚れ」も、消しゴムで表面を軽くこするだけで、驚くほど簡単に除去が可能。適度な硬さがあり、四隅が角張っているものは細部の使い勝手も抜群です。何より研磨剤成分などを含まないので安心。この方法は、オススメです。

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第3回は、腕時計を長く使うために知っておきたい取り扱い方です。

取材・撮影協力/共栄産業

【URL】
共栄産業 http://www.kyoeico.com/

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