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MY TIME〜私の時間術〜 Vol.11 日課は、朝日を見て1日をスタートすること――冷牟田竜之(ミュージシャン)

2017年6月30日

時間は誰にでも平等。だからこそ1日24時間、その限られた時間をどう使うかが「人生を楽しむ」ための鍵となります。様々な業界で活躍する人物から「時間術」を聞く本連載。第11回はミュージシャンの冷牟田(ひやむた)竜之さんにお話を聞きました。

撮影/高橋敬大 文/赤坂匡介

ひやむー

元、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーである、ミュージシャンの冷牟田竜之さん。1990年に同バンドでメジャーデビュー。1996年にバイク事故に遭い、その治療のために、のちにバンドを脱退。現在はスカバンド「MORE THE MAN」のプレーヤー兼プロデューサーとして活動しています。

そんな冷牟田さんに、日々、どんな時間の使い方をしているのか聞いてみると、そこには「朝の空気を思いっきり吸ってリフレッシュする」という冷牟田流の時間術がありました。

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――ミュージシャンの方というと、時間が不規則なイメージがあります。生活リズムを守るためにしている日課はありますか?

 

以前は不規則でしたが、10年ほど前に、夜型だった生活を朝型に切り替えたんです。以来、日課は、朝の空気を思いっきり吸うことです。

 

音楽制作をしている期間は、自宅にいる時間がどうしても長くなってしまいます。しかしそうなると、アイデアが浮かびづらくなったり、太陽を浴びていないせいか、思考もネガティブになりやすい傾向にありました。

 

それを変えたいと思い、夜型だった生活を朝型に変えてみることにしたんです。まず起きたら、外に出て朝の空気を吸いながら、朝日を見る。すると、気持ちがリセットされて、気分的にも元気になれる感覚がありました。まさに「1日のスタート」を実感できますし、自分には朝型の方が合っていると思い、それからはずっと朝型の生活をしています。

 

そもそも僕は九州の田舎町で生まれ育ったんです。だから太陽を浴びたり、自然を感じる生活の方が性に合っていたのかもしれません。

 

――そんな冷牟田さんがいちばん好きな時間は、何をしているときですか?

 

ライブをやっているときですね。すごく楽しいですし、充実感があります。ライブというのは、エネルギーの交換でもあるんです。こちらからお客さんに向かって演奏しているようで、実はお客さんから僕らのところに届くエネルギーというのもあって、それを交換し合いながらライブは進んでいるんです。それを実感できる瞬間というのは、すごく充実感があります。

 

過去にヨーロッパの大きなフェスに出たことがあるんですが、そのときは点ではなく、大きな面のエネルギーが客席から届き、全身が熱くなり、まるで自分がパワーアップしたかのような体験をしたこともあります。スポーツ選手がよく「声援が力になった」と語ったりしますが、それに近い感覚だったと思います。

初めてのロンドンで買ったオメガには思い出が詰まっている

 

――今日はロレックスとオメガの腕時計をお持ちいただきました。どちらも思い入れがあるものなのですか?

 

はい。このロレックスの腕時計は、どんな服装にも合いますし、使いやすいので、よく着けているものです。もう25年以上も使っているんですが、一度も壊れることなく、時間を刻み続けています。

 

もうひとつのオメガの時計は、22歳のとき、初めて訪れたロンドンで買ったものです。東京スカパラダイスオーケストラでデビューして、さまざまな人に会うようになったので、「1本いい腕時計を持っておこう」と思ったんです。その中で、フォーマルにもカジュアルにも合いそうだなと思い、購入しました。

 

この時計、当時は決して高いものではなかったのですが、いまではアンティークとして価値が高まっているそうです。生まれて初めて購入したクオーツの腕時計が、いまもその価値を失わずにいるというのは、うれしいですね。

↑(左)25年以上愛用しているロレックスの腕時計。(右)オメガの腕時計は、初めて英国に行った時に入手した思い出の品

↑(左)25年以上愛用しているロレックスの腕時計。(右)オメガの腕時計は、初めて英国に行った時に入手した思い出の品

――腕時計を選ぶときのこだわりは何ですか?

 

使いやすいこと、文字盤が黒いこと。それと故障しないことですね。

 

いまのバンドには若いメンバーもいるんですが、腕時計をしない子もいるんです。それが僕には信じられない。僕は常に腕時計をしているので、もはやしていないと気持ち悪いんですよ。時間も携帯電話ではなく、腕時計で確認するのが習慣になっていますから。

 

――これからも腕時計とともに、冷牟田さんはミュージシャンとしての時間を刻み続けて行くのでしょうね。

 

そうですね。ただ、当たり前に明日が来るとは思っていないんです。過去に事故で仲間を失った経験などから、僕は命の尊さを学びました。1日1日を大事に生きる。その積み重ねの中で、多くの人に喜んでもらえる音楽を今後も届けていけたらと思っています。

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冷牟田竜之(ひやむた・たつゆき)

ミュージシャン

1962年生まれ。地元・福岡で結成したバンドが「YAMAHAコンテスト」の九州大会でグランプリを受賞。1988年、東京スカパラダイスオーケストラに参加。1990年、同バンドでメジャーデビュー。2008年、バイク事故で追った怪我の治療のため、東京スカパラダイスオーケストラを脱退。2010年、音楽活動を再開。現在はスカバンド「MORE THE MAN」のアルトサックスプレーヤー兼プロデューサーとして、精力的に活動中。

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