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日本が世界に誇る腕時計「G-SHOCK」列伝【1990年代前半編】

2017年8月26日

腕時計界で革命を巻き起こし続ける「G-SHOCK」は、初代モデルが誕生した1983年から現在まで幾多の傑作が生まれています。今回はその中から90年代前半の歴史的名作をまとめて紹介!

①ダイバーズラインのオリジン! ISO規格に準拠した最初のG-SHOCK、初代フロッグマン

フロッグマンはG-SHOCKで唯一の200m潜水用防水です。「20BAR」表記ではなく「200M」の防水表記は、ISO(国際標準化機構)が定めるダイバーズウオッチの規格に準拠した性能を有するフロッグマンだけに許された称号です。単に20気圧の水圧に耐えられる20BAR防水表示ではなく、実際に水深200mまで潜水できるのが200m防水表記なのです。

その初代モデルが誕生したのは1993年8月、初めてニックネームが付いたG-SHOCKで、左右非対称の精悍なデザインが話題を呼びました。当時の主流だった樹脂ケースではなく、メタルケース&スクリューバックを採用し、ログタイム計測や積算機能など、ダイバーが必要とするパフォーマンスをフルカバーしていました。
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ダイバーズラインのオリジン! ISO規格に準拠した最初のG-SHOCK、初代フロッグマン【G-SHOCK列伝11】

②映画『13日の金曜日』のジェイソンにそっくり!? ホッケーマスクを被った愛嬌満点の個性派モデル

初代G-SHOCKから続く“マッスルタフ”に対して、ケースを裏ブタまで樹脂素材で包み込む“カプセルタフ”によって、耐衝撃性をクリアしようとしたのが、「ネグザクス」とネーミングされたDW-001とDW-002です。1994年11月に同時デビューを果たしたとき、温度センサーを搭載したDW-001はどちらかというと、ELバックライトを搭載したDW-002の陰に隠れる存在で、売れ行きもパッとしませんでした。

しかし、温度センサーの収納部でもある文字盤下部の穴あきデザインが、映画『13日の金曜日』の主人公であるジェイソンに似ていると評判を呼び、特にイエローのカラーリングが希少性の高さから人気を集めると、ブルーやグレーのカラーバリエーションを含めて注目度がアップ。一躍プレミアムG-SHOCKのメインストリームに飛び出したのです。

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映画『13日の金曜日』のジェイソンにそっくり!?  ホッケーマスクを被った愛嬌満点の個性派モデル【G-SHOCK列伝4】

 

③1990年代に一世を風靡したプレミアムG-SHOCK「ガンダム」!

初代G-SHOCKが続く耐衝撃コンセプト“マッスルタフ”に対して、1994年に“カプセルタフ”を導入した新作DW-001とDW-002が誕生しました。その10か月前となる1994年1月、耐衝撃構造の新たな試みとして、初めてショックアブソーバー&クロスベルトを採用したのがDW-6400B-1、“ガンダム”でした。

もちろんこの名はオフィシャルではありません。G-SHOCKで初めて外装に金属を備えた屈強なデザインテイストから、いつの間にか定着したニックネームです。それまでのG-SHOCKは、落下などの場合に衝突する一時接触面を、すべて樹脂によって緩衝するデザイン。裏ブタを守るため、ベルトもすぐに丸くなる堅めの樹脂製でした。しかし、それが逆にデザイン的制約となっていたのも事実。“ガンダム”は裏ブタにショックアブソーバーを付けることで、柔らかいベルトも使用可能になったのです。現在、デザイン的にも多彩なベルトを採用しているG-SHOCCKですが、それも“ガンダム”の存在があったからこそ、といえるのです。

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DW-6400B-1

1990年代に一世を風靡したプレミアムG-SHOCK「ガンダム」!【G-SHOCK列伝1】

 

④キアヌ・リーブスと共にブレイク! スピードモデルは究極の機能美を備えて1994年に誕生した

ハードなアクションで大ヒットした1994年の映画『スピード』で、主演のキアヌ・リーブスは国際的スターに大きく飛躍。スタントマンを使わずに、危険な撮影も自分自身で演じきりました。その手に汗握る劇中で、彼の腕には常に、DW-5600C-1Vが装着され、時を刻み続けていました。

キアヌ・リーブスや映画と同様に、このDW-5600C-1Vも「スピードモデル」と呼ばれて大ブレイク。ちなみに映画の中でこのモデルがアップになるシーンがありますが、時刻表示を固定するためか、アラーム表示画面になっています(笑)。

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DW-5600C-1V

キアヌ・リーブスと共にブレイク! スピードモデルは究極の機能美を備えて1994年に誕生した【G-SHOCK列伝3】

⑤サッカー日本代表とともに“ドーハの悲劇”に泣いた悲運のG-SHOCK

サッカー日本代表が、ワールドカップ初出場に限りなく近づいた1994年アメリカ大会。1993年10月にカタールのドーハで行われた日本×イラクの試合で、ロスタイム中のまさかのゴールで日本の予選敗退が決定しました。いわゆる“ドーハの悲劇”です。

すでにG-SHOCKのワールドカップ記念限定モデルが発売中でしたが、当然、日本では盛り上がりに欠け、オフィシャルライセンスウオッチでありながら、ほとんど市場に出回ることなく、日本代表とともに泣くことになったのです。

その希少性が逆にマニア垂涎のマトとなり、幻のG-SHOCKとしてプレミアム市場に君臨。以後、1998年、2002年、2006年……と4年に一度の恒例オフィシャルタイアップ限定は注目を集め、発売されると即完売の人気を博しました。

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サッカー日本代表とともに“ドーハの悲劇”に泣いた悲運のG-SHOCK【G-SHOCK列伝12】

1990年代前半は「ガンダム」や映画のスピードモデル、ワールドカップ記念限定モデルなど、音楽や映画、スポーツなどのカルチャーと結びついたG-SHOCKが話題を獲得。いわゆる第1次G-SHOCKブームと呼ばれる時期でもあり、多数の名作モデルが輩出されたことで知られています。

 

【合わせて読みたい!】1980年代編はこちら

日本が世界に誇る腕時計「G-SHOCK」列伝【1980年代編】

 

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